富士山の頂

富士山頂付近の土地、浅間大社に譲与(読売新聞 2004/12/17 21:00)
 国が所有していた富士山の山頂付近の土地が17日、富士山本宮浅間大社静岡県富士宮市)に譲与された。  浅間大社の所有地と認定した1974年の最高裁判決から30年。財務省東海財務局が同日、譲与通知書を大社に手渡し、所有権問題が決着した。  譲与されたのは、8合目以上の土地(約405万平方メートル)のうち、すでに大社奥宮の境内地となっている約16万平方メートルと、富士山測候所敷地や登山道など計約3万5000平方メートルなどを除く約385万平方メートル。  山頂付近では静岡、山梨の県境や、地元市町村の境界線が定まっていないため、土地登記ができないなどの理由で、最高裁判決後も国が所有してきた。  大社は1999年ごろから譲与通知の早期発行を国に働きかけており、財務、環境省、気象、文化庁などと協議を重ねた結果、正式に譲与が決まったという。
 ただし、境界線が定まっていないことに変わりはなく、登記できない状況は今後も続くという。大社の渡辺新・宮司(66)は「判決後に当然なされる通知がようやく届いただけ。まだ登記はできないが、時間がかかっても、いい方向に進めたい」と話していた。
えー、このニュースが何を示すかとか、そんなことは別に気にしなくてもいいんですけどね。 富士宮にある富士山本宮浅間大社には、地元にいた頃、ちょくちょくドライヴで行ってました。 祭神である木花之佐久夜毘売は、何かと富士山に縁の多い神様ですね。 このあたりに伝わる竹取物語はちょっと変わってて、かぐやの美しさに嫉妬したさくや姫が怒り火を噴いてしまったので、高天原の使いがかぐやを高天原へ連れて行った……なぁんてエピソードになってたりするんですよ。 そういえば、京極夏彦『塗仏の宴〜宴の支度〜』に出てた「おせん」と「おふう」の話、知らないんですけど、どこで採集できるんですかねぇ?