世界はそれを哀と余分だぜ!

今日はムラカミさんの出演する例のあれの最終回でした。

コミックス『電車男〜でも俺、旅立つよ。〜』と『電車男 がんばれ、毒男!』の第2巻がそれぞれ発売されていたので購入。
第1巻では「でも俺…」をプッシュしていたのですが、第2巻は「毒男!」に軍配かな?

電車男』の基本ラインである「むしろ、エルメスの方が電車男に惚れている」という部分を、ちゃんと演出できていたので。

その基本ラインまる無視でここまでやってきたドラマ版最終回はどんなんかな〜?
と思って観てみたら、まるで今日初めて見た人でも大丈夫ですよ〜的な助長な展開でした。
視聴率が良いためでしょうけどね。30分延長もしてましたし。
11話しか予定してなかったのに、蓋を開けたらものすごい視聴率(先週は関東で24%ですよ)で、スペシャルありになったみたいですもんねぇ。

でも、ずっと観てきた身としては、最終回は全体的に観てて暇でしたね〜。
「青山さん」はしょっちゅう「山田」に対して不信感を持っている役どころだし、恋愛に対しても積極的では全然なかったのに、急に最後だけ無理矢理「エルメス」に軌道修正されてましたねぇ……。

まあ、そんなドラマ版ですが、コメディとしては楽しめました。
ずっと出てこなかった山田の母が、やっと出てきたら戸田恵子だったってのも面白かったし。
白石美帆の「陣釜さん」という役があったから、ここまで引っ張ってこられたって印象。
オチも陣釜だったしなぁ……。

スペシャル版は劇団ひとりの側じゃなくて、白石美帆メインにしてほしかったなぁ……。