鎌倉へ

鎌倉に行ってきました。
劇団がらみの4人を引き連れて。

今回はトックが初鎌倉ということで、
割と基本的なコースを歩くことに。
なおかつ、海産物が食べたいので、旅の終着点を
江ノ島に設定させていただきました。
いや〜、考えただけで「歩く」コースです。
大丈夫かな、と思いつつも強行させていただきました。

11時、北鎌倉駅前に集合。
皆いろいろな場所に住んでいるので、現地集合です。
といっても新小岩・千葉方面からなら総武線快速横須賀線
池袋方面からなら湘南新宿ライン一本で来られます。

特に大きな遅刻をする者もいなかったので、
駅前の蕎麦屋「やま本」で腹ごしらえをしてから、
境内を線路がぶった切っているところから、
軍部の強さを感じさせる円覚寺へ。

ちなみに円覚寺の国宝・洪鐘の脇には、
お茶屋さんがあります。そこまで登るのが大変ですが、
眺めがいいのでオススメ。天気も良かったので
富士山まで見えました。

その後、鎌倉七切通しのひとつ、亀ヶ谷坂切通しを越え、
景清土牢を横目に、さらに化粧坂切通しを越えて
銭洗弁天(宇賀福神社)へ。
山を登って降りてまた登るので、また大変。
でも、大挙する観光客たちは
街道沿いに歩くばかりで、切通しの方には
入ってこない。有名な切通しなのに……。

銭洗弁天では、銭コを洗う。
洗う。洗う。まるでアライグマのように。
増えるといいね。
弁才天と宇賀福神(宇賀神)の関係は、また今度。

ここからはのんびり住宅街を歩きます。
銭洗弁天から長谷の大仏(高徳院清浄泉寺)まで。
でも、穴場的道のりなので、あまり混雑していないのが、ポイント。

でも、高徳院前に来ると一気に様相が変わる。
歩道は人、人、人。
しかもこの日の高徳院はなにやら
国際交流フェスティバルとやらをやっていて、
境内はごった返し。阿鼻叫喚。
バリ舞踊の装束に身を包んだ女性たちが……
(以下略)

さらにお隣の長谷寺では前日の予定だった
長谷の市が雨天のため順延となり、
それが長谷の人口密度を爆発的に増やしているようでした。
なので、大仏を拝んだあとは、
長谷寺をスルーし江の島へ。

江ノ電こと江ノ島電鉄に揺られること20分。
江ノ島駅にたどり着きました。
江ノ島駅から江の島までは、江ノ島大橋をまっすぐ歩くのみ。
さらにエスカーを昇って、暮れなずむ島の景観を愉しみつつ、
以前行った「江ノ島亭」というお食事処へ。

江ノ島亭のお座敷に上がり、
暮れる対岸の海岸線を眺めつつ、しらす丼を食す。
皆が生しらす丼だったので、僕は釜上げしらす丼を注文。
これがまた美味しかったです。

生ビールを飲んでしまったせいもあり、
脚に根が生え、このまま泊まってしまいたい気分に駆られました。

真っ暗な参道を降り、バス停に行くと、
次のバスまで20分ほど時間があったので
海沿いの海産物売り場でゲソなどをあぶってもらって
パクついてました。

その後は江の島からバスに揺られて、
小田急藤沢駅へ。小田急線の快速急行
うつらうつら東京へ戻りましたとさ。

たくさん歩いたので、家について
湯船につかり、布団に入って、朝までぐっすり。
起きたら身体が重かったです。

以上。
そのうちまた行こう……。