サマータイムマシン・ブルース地上波

ヨーロッパ企画のシチュエーションコメディを映画化した『サマータイムマシン・ブルース』(本広克行監督作品)が、ついに地上波で放映されるらしいですよ。

フジテレビ金曜深夜の「ミッドナイトアートシアター」にて。

22日の深夜26時50分から。

この作品、ここ数年の邦画の中でも自分的評価のかなり高い作品です。

同じく本広監督の映画『UDON』のモブキャラに、この映画の登場人物がカメオ出演しているのですが、やたらと存在感がありまして、映画館で「彼らは何なんだ?」と気になったのが最初かな……。

そんなキッカケで興味を持って即行、レンタルですよ。TSUTAYAで。

結果、返しに行ったTSUTAYAで、そのままDVDを購入して帰ってきました。

基本的には「大学のサークル棟の部室のエアコンのリモコンが壊れてしまったので、タイムマシンで前日に戻って取りに行こう!」などというバカなノリのコメディ映画で、小劇場の雰囲気そのままって感じなんですけどね。

でも、この作品、元の舞台版(のDVDも持ってるんですよ)もいいけど、映像化されることで花開いたという感じが個人的にはしてます。

映像でこそ活きる緻密な脚本だと。

タイムスリップものって一度はやってみたいジャンルですけどね。

いろいろと持論が出るじゃないですか。だから難しいジャンルだと思いますし、近年評価されているタイムスリップものでも、個人的に納得いってないモノも多々あるんですよね。

そういう意味でも、この映画はよくできてるな、と思いました。

先日、『銀色のシーズン』を観にいったのも、今度、『ガチ☆ボーイ』を観にいこうと思っているのも、そもそもこの映画のおかげでROBOTに対する基本評価が高い、というのがあるからかもしれませんね。

主演は瑛太上野樹里ですが、脇を固める面々もいい感じで、佐々木蔵之介惑星ピスタチオ!)とか真木よう子(朧の森に棲む鬼!)なんかもいい味だしてます。

映画版「タイム・リープ」に出てた川岡大次郎もはじけてますよ。

そんなわけなので、興味のある方は是非、見ちゃってください。

放映されるのはフジテレビだけっぽいです。他の地方の方、すんません。

合い言葉は、ハリキリスタジアム。