こんな時こそ温泉に

確定申告の還付金が出たので、家の電球をすべてLEDに換えました。

これで電器屋への経済貢献と節電が両立w

さて、今日の気になる記事はこちら。

東日本大震災:自粛は2次災害 日光などの観光業者悲鳴毎日新聞 2011/4/8 14:04)

今朝の『スッキリ!!』でも箱根がピンチだと言ってましたね。

先週の『出没! アド街ック天国』で箱根湯本を紹介したばかりなのにもかかわらず、客がガラガラってのは、今までないことだと思います。

東日本ですらない京都もお客が少ないらしく、「日本」をひとくくりで考える海外の観光客は多そうですから(渡航自粛令が出てるところもあるでしょうし)、国内の自粛ムードとあいまって、今や観光地全体がピンチのようです。

たしかに、放射線の影響も地震の影響もない場所だとしても、海外の人にはわからないですもんね。

そういえば、2月のカンタベリー地震クライストチャーチに大きな被害が出た時、相方が「オーストラリアとかは大丈夫なの?」と何気なく聞いてきたことがありました。

オーストラリアとニュージーランドが近い、というイメージだったのでしょう。

そのイメージは、なんとなくわかります。

でも、実際にクライストチャーチからシドニーまでの距離をグーグルアースではかってみると、2100kmくらいあります。

この距離って、東京と北京の間と同じくらいなんですよね。

それに比べたら東北と箱根なんて、いや、東北と京都ですら海外の人から見たら目と鼻の先でしょう。

上記記事では、日光・鬼怒川などについて触れてます。

結婚式を静岡の久能東照宮でやったこともあって、昨年、新婚旅行で鬼怒川と日光に行ってきました。

あと、地震からちょうど一週間前には、さらに奥の湯西川温泉へ仕事仲間たちと有志で行って、帰りに鬼怒川にも寄ってきたばかりです。

もし、地震が一週間ズレてたら、僕らはしばらく栃木から帰れなかったことでしょう。

記事にある「本家伴久旅館」にも泊まってきたばかりです。

江戸家屋的な雰囲気があって、良い旅館でしたよ。

今年に入って、1月に実家(静岡)、2月にかぐらスキー場(新潟)、3月に湯西川温泉(栃木)と行って、今月は、これから相方の実家(九州)に行かなければならないので、しばらく旅行とかは無理そうですが、また温泉旅行に行きたいなと思っております。

東北が有る程度復興したら、東北の観光地に行くのも支援だなって思っていたのですが、今はどこの観光地に行くのもある意味、支援なのかもしれません。

度重なる余震と、人の不安をかき立て、対象を叩くことしかしない報道の連続で、思わず自粛したくなってしまうほどの緊張と疲れが皆さんに出てるんだと思います。

そもそも今、何もしたくない。あるいは、辛い思いをしている被災地の方々を差し置いて楽しいことなんてできない、という精神状態の方も多いでしょう。

滅入る報道の見過ぎと、過度の被災地への感情移入で鬱のようになってる人も多いと聞きます。

でも、そういった疲れをほぐすために気の置けない仲間や家族たちと温泉旅行に行くってことはいいことですよ(もちろん、DSの彼女と熱海でも!)。

もちろん経済を支えないと、っていう思いも大事ですが、そんな気負いがなくても、自分自身へのケアのために人のサービスを受けるだけでも、実は違うと思います。

旅行じゃなくて、床屋・美容院とか、あるいはマッサージに行くだけでも違うはず。

彼らはプロフェッショナルですからね。

メメント・モリではありますが、それは実はいつものこと。

リラックスしていきましょう。

箱根は強羅の「季の湯 雪月花」、日光は「花衣の館 日光千姫物語」が良かったですよ。他にもいい宿はいっぱいあるはず。

記事の鬼怒川の写真は「鬼怒川プラザホテル」かな? あそこも離れの温泉が良かったなぁ。

嗚呼、震災の直前に温泉に行ったばかりなのに遠い昔のようです。

僕ものんびり温泉に行きたいです。