ただひとつ大事な想い抱いているなら大丈夫さ

朝から稽古。
といっても、僕はいろいろと準備があったので昼頃から合流。

稽古場は荏原中延
出演依頼のタイミングと、シフトの調節との問題で、日曜日に来られない役者がいるのがネック。
だが、基本的には「コード名:ハッスルボーズ」のシーンを重点的に。

いつもよりも稽古を早めに切り上げて、ほぼ全員でアルマジロ遊戯団の第二回公演『クロムシノ、オハヨウ』を観るために、阿佐ヶ谷まで大移動。
劇場は、まだ最近できたばかりのかもめ座という小屋。
使いやすそうな小屋ではあった。でも、駅からやや遠め。

さて、肝心の芝居はというと…。
基本的にはオザワが学生時代にやった『ヤマホタル旅荘にて。』のリメイク版。
とりとめがないのは相変わらず。

とはいえ、部分部分のシーンの抽出(現実の空間の切り出し、みたいなもの)は、さすがに上手く、ほほう、と思った。
ケレン味を徹底的に排除した演出には好感。
役者さんもその辺の演出にはちゃんと応えていたと思う。
ホンダさんは、やっぱ上手いやね。
(演技とか演出とかとは関係なく、昔から全然変わらないM君の演技とか、でっぱったP君のおなかにふきだしそうになった)

建て込みも丁寧で、よく作ってあった。
苦労したんだろうな。

でもね、長い。長すぎ。
あの演出でずっと見させられるのは酷。
ラスト30分は、ちょっと、というかかなり苦痛だった。

あと接客というか、客だし時の誘導もね。ちょっと…。

…と、感想はこのくらい。
その後、終電ギリギリまで阿佐ヶ谷で飲む。
終電にはちゃんと間に合いましたよ。