それは丁度、5ヶ月前に生まれた

今日は臨時で稽古。旗の台。
石川さんは昨日まで公演で、今朝まで打ち上げだったろうに……お疲れ様です。

さてさて、『アズラエル』の発売まで、あとほんのわずかになってきましたね。
テックジャイアン誌にインタビューが載ったことだし、少しだけ思い返してみましょう。

フーリガン』のシナリオをUPしたのは『TIME GAMBLER』の前、公演終了後に声の収録があって、その後は、僕はWEB用のサイドストーリーとか「なめらかマーガリン」用のシナリオなどを書いていました。

丁度、『半ライスのタテマエ』の準備をしている頃、次回作の長編をやる前に短編のオムニバスをやるという話をフロントウイングさんからいただいて、いろいろ考え始めたんです。たしか、『フーリガン』発売前だったと思う。
その頃は、次回作に学園ものをやるつもりだったから、その外伝というかプレストーリィになりそうなネタを考えていたはずです。惑星ピスタチオの『熱闘!飛龍小学校☆パワード』みたいなノリの学園冒険もののプロットを書いた記憶がある。
他にも「予備校もの」とか「ラーメン屋もの」とか「自動車学校もの」のネタも暖めてたんだけどね。
一方で、プロデューサのMOKA君は「怪盗もの」がいいんじゃないかとか言ってて、それ用のプロットも書いたりしてたはず。

で、一旦、ブレストしようってことになって集まったのは『フーリガン』発売直後。開発チームが修正パッチ作成に追われてた頃だったと思います(この日記を参照したら11/26でした)。

MOKA君が打ち合わせで遅れると言っていたので、八宝備仁さんとスパイマジシャンさんとでネタを出し合うことに。
八宝備さんが「格闘少女の出てくる話がいい」とか言って、そういう意見も踏まえつつ会議してたら、なんとなく「遺跡探検隊」みたいなストーリィが浮かび上がってきたんで、それを詰めようと思ったとたんに、MOKA君が帰って来たんです。そしたら、「そんなん駄目じゃ〜」と一蹴。ちゃんちゃん。

とりあえず腹も減ったので会議の続きは食事をしてからということになって、「ことイタリア」へ行ったら休業。
しょうがないので「ママースパゲティ」に流れ、そこで、食事をしながら雑談とも会議の続きともつかない会話をしていたんです。その最中に、MOKA君が「死神くんなんてどう?」ってつぶやいてしまったところからすべてが始まってしまうのです…。
(つづくかも)