収録週間の始まり

今日から収録なのです。
何の収録かは、パブの第一報があってからじゃないと……。
まあ、書かないほうが安全ですね。
これから一週間は収録スタジオ詰めなので、『426』の発売イベントや打ち上げには出られないのがイタイです。
今日は柳瀬さんでした。お疲れ様です。
11時入りなので9時頃起床したのですが、寝たのが6時頃だったので、かなり眠かったです。

さてさて、昨日の続き。
MOKA君が「死神くんなんてどう?」と言ったわけです。
「死神くん」っていうのは、もちろんえんどコイチの「死神くん」ですね。
あんな感じの死神ものをギャルゲーでやったら面白いんじゃないか、というわけです。
たしかに面白そうではあります。やってみたい気もしますが、そういう系が自分に書けるかどうかはわからなかったので(何しろ書いたことがないので)、やや慎重に詰めることにします。
MOKA君は、ひらめきでふったネタに対する僕ら3人の食いつきが良かったので、少々、面食らった感じだったかも知れません。
このとき僕の中で問題だったのは、「主人公が死神なのか、それとも主人公は死神に出会った普通の学生なのか」です。とっさに思い浮かぶのは「ジョー・ブラックをよろしく」と「BLEACH」ですが、まあ、「ジョー・ブラック」はともかく、「BLEACH」は今回のネタとして全然参考になりそうなものじゃないので対比にならなかったですね。
次に問題となるのが「主人公が死神でない場合は、死神が男なのか女なのか」かな。
八宝備さんが「格闘少女が出てくる」云々と言っていたのは「こういう絵が描きたい」というビジョンがあったからです。新たなモチーフ「死神」に対しても「こういう死神が描きたい」という衝動が浮かび上がったようで、「死神もの」をやることに乗り気になっていました。
だから、「死神は主人公ではない」「死神は男」という図式が導き出されたのは、八宝備さんによるところが大きいです。
このとき、MOKA君は「耽美な死神」を頭に思い浮かべていたようで、後日、八宝備さんがあげてきたラフに対して、かなり吃驚していました。でも、この時点で八宝備さんは「ヘルレイザーみたいな感じで描きたいんだよね」って言ってたのです。
まあ、このときの発想が後にたくさんの議論を生むことになるとは、まだ想像してなかったんですけどねぇ。
以上、ママースパゲティ(つまりサンレモ上野店)からのリポートでした。