唸る鉄拳、飛龍拳

先週に引き続き映画週間。
今日は、周星馳の『少林サッカー』を観るために東銀座へ。
映画はワールドカップ開催に合わせたのか、本日初日だが、周囲の人間はすでに先行上映を観ているので、遅れての鑑賞となる。

なんていうか、いいよ。
内容的には前半の「あれ、この映画ってたしか『少林サッカー』だったよね?」って感じの部分がいい感じに出来てます。
ヒロインの饅頭アクション、作曲家になりたかった彼の瞳に宿る炎、そして蟷螂拳の彼の泣き顔。
ああ、無駄って素晴らしいですね。
こういうことに惜しげもなく尺をとれるなんて、羨ましい限り。
メンバー集めから、兄弟たちが少林拳に目覚めるまではまあご愛嬌というか、お約束の範疇なので、そんなに印象には残らないですが、後半は待望の『少林サッカー』。期待通り飽きずに観られます。

もともと、グローバルな展開を想定していないためか、割と国内向けのネタもありますが(それらは僕らには理解できないし、する必要もない)、充分にワールドワイドでウケる作品だと思います。

以上。
家に帰ればドイツの8対0。こっちもすごいね。