回転寿司屋の話ではないよ

今日の稽古は基本的には土曜に加藤さんにつけてもらった振り付けの再確認という感じだった。
本番まであと10日。
今回は再演なので「一週間前に脚本があがる!」という事態はないんだけれど、最初からシーンが全部ある分、全体的に立ち稽古がまだ希薄なんだよね。
あと10日で仕上げる。
無理じゃないんだけど、来るね。プレッシャー。
いい感じ。

そうそう、掲示板で「ASTRO BOY 鉄腕アトム」についての話題がちょっとだけ出たので、触れておくか。
僕は「鉄腕アトム」には、あまり興味が無い。
だから、高田馬場駅のジングルが変わったときには、ちょっと退いた。
新座市で「鉄腕アトム」を住民登録したと言われてもねぇ。かなり退いたけど、こういう前例(横浜市民「西タマオ」含ム)があるなら、もっといろいろできるな。

もともと、僕らっていうのは、手塚治虫ではなく、手塚が達し得なかった境地にたどりついた何人もの才能を見て育ってきたと思うのですよ。
と同時に、その才能たちが、こぞって手塚を神聖視しているのを、不思議な気持ちで眺めながら育ってきたともいえるわけです。
だから、20代後半から30代前半の人というのは、手塚に対しては最も慎重な世代だと思うわけです。
神様だなんて思ったことは一度もないけど、不思議な存在です。手塚治虫

僕の手塚治虫・原体験は「アトム」ではなく、おそらく「ジェッターマルス」です。
好きだったという記憶はあります。歌もぼんやりと覚えてます。♪時〜は2015年!
でも、内容は忘れました。見直してみたいです。
……まあ、2015年まで待ってもいいけど。

そして僕が小学生の頃、最も読み込んだ手塚作品は「火の鳥」と「ザ・クレーター」。……そのくらいかな。
あとは24時間テレビのスペシャルアニメ「ブレーメン4」も観たかな。

じゃあ、「アトム」はどうなんだ、といえば、アトラスの設定とデザインが大きくアレンジされた80年版「鉄腕アトム」が思い浮かぶわけです。
あのアトラスのデザインは今でも秀逸だと思います。
でも、最後まで見た記憶はないなぁ……。

そんなわけで、「ASTRO BOY 鉄腕アトム」では、アトラスがどうなるのか、ちょっとだけ興味があります。
……見ないだろうけどね。