LONG TRAIN RUNINN'

レッスン2というダンス教室の発表会的公演を観に下北沢まで行ってきた。
居合わせたのは、ヨモとミヤウチとホシノ。場所は東演パラータ。劇団東演の持ち小屋だ。

「さようならファーストエイジ」に出演してくれた伊藤直矢君がダンス。
彼がダンス。
それもミスマッチな気もしないでもないけどね、せっかくだから観てやろう的な心構えで。

ちなみに東演パラータへ行くには、下北の南口から商店街を王将の方へ進み、花屋の所で右に入ると近道だ。
茶沢通りから行くとかなり遠回りなので注意。
ちなみにパラータの向かいにある邪宗門って喫茶店は結構、有名らしい。

公演はいろんな形式のダンスを途中途中に芝居を交えて進行するというもの。
芝居の構成はイマイチだったがダンスは結構楽しめた。
ダンスを生業としてる人からは、逆の意見が飛び出すかもしれないので注意。

この公演には、この間のミュージカル「HOME COMING」に出演していた黒柳じゅん子さんという方も出演しているのだ。
彼女は伊藤君の知り合いでもある。
うーむ、世間は狭い。

件の黒柳さんのダンスは素敵だった。
この公演はダンススクールの発表会的な位置付けなので、出演者の実力はピンキリなのだが、彼女は異彩を放っていたように思う。
というわけで、公演中は殆ど黒柳さんに注目してた気がします。
っつーか、あれは彼女のための舞台だった。場を支配してた。
でも、そんな彼女もこの間のミュージカルチームでは、まだダンスの実力は下の方らしい(まあ、あそこには武富士のCMに実際に出演してる人とかもいたらしいからね)。
まあ、評価とは常に絶対値で示されるものではないのだ。
だからといって相対的なものだと言ってるわけじゃないよ。

結局のところ、役者は「花」があるかどうかなのだ。
何を自分の「花」とするか、何が自分の「武器」なのか。
それは自分で導き出す必要があるけれど。

僕らの業界の仕事でもいえること、かな。

追伸:
伊藤君はいつもの伊藤君だった。頑張ってたけどね。(笑)
残りの公演も頑張ってくれい。