マジ卓球

沈む気持ちを払拭したかったので、ウッチー君を誘って渋谷で卓球をやることにした。
本気でやりたかったので、誘ったのはウッチー君だけだ。
本気っていうのは、つまり本気だ。
部活系卓球。

というわけでウッチー君の仕事が終わるのを待ち、23時頃落ちあう。

そして、本気で卓球。
汗だくになる。隣の台のカップルが見ている。
「すごーい」とか言われる。言われるとミスってしまうのは、ご愛嬌。

ともかく打ち込むことで、本気で球を追うことで、その間だけは、他の何も存在しない時間と空間が連続する。
充実だ。

1時間のつもりが1時間半。ヘトヘトだ。汗だくだ。そして終電はもう無い。

仕方がないので行きつけの蕎麦屋で蕎麦とビール。
絶え間ないキャバクラの呼び込み君たちをかわしてビリヤード。
そして、ネットカフェで始発を待つ。