ペヤング分

今日は人妻後輩宅へ行ってきました。
ずっと赤子の相手をしていた気がしますね。
ヤツもだいぶ、人間らしくなってきたナリ。

さて、知らない人もいるかとは思いますが「ペヤング ソース焼きそば」というカップヤキソバがあります。
……と書くと「知らない人なんているの?」と思う方もいるかもしれません。
実はペヤングは東日本でしか流通していないカップヤキソバなのです。
販売地域が中途半端に広いせいで気づきにくいのですが、本当です。

かなり衝撃の事実!
まるで、今まで生きてきた世界が実はサイバースペースの中での出来事だったんだよ、と知らされるネオのような気分です(言いすぎ)。
ペヤングといえば販売地域内では、日清、明星、マルちゃんなどの大手を差し置いてカップヤキソバの代名詞的存在。
歴史も古く、未確認ですが、湯切りをしてソースをからめるという、カップヤキソバ独特の手法もペヤングが最初だったのではないでしょうか?

そんなこと言われても、売ってない地域の人は「はあ、そうですか」と答えるしかないわけで、これは一種の文化断層に違いありません。

ともあれ、販売地域の人間にとって、ペヤングが日本のインスタントヤキソバのスタンダードではない、という事実は衝撃でしかないわけです。
でも、「ペヤングを製造しているメーカを言えますか?」と聞かれたらペヤング大好きっ子の大半は答えられないのではないかと思います。

パッケージを見てみると「まるか食品」とあります。群馬県にある会社のようです。
しかし、検索エンジンにかけてみても同名の別会社しか出てきませんし、ペヤングという言葉にヒットするのもファンサイトが関の山。
今のご時世に公式サイトすらない、それがペヤングなのです。

たまに痛烈なほどに「ペヤング ソース焼きそば」が食べたくなることがありませんか?
僕はあります。
ペヤング分が切れた」という言い方でわかる人は、そう納得してください。
でも、僕はいいのです。ペヤング分が切れても、近所のコンビニへダッシュすれば済む話ですから。

問題なのはペヤングが好きなのに販売地域外へ引っ越してしまったヤツでしょう。

人妻後輩の大学時代の元彼は今は実家のある九州に在住。関東に住んでる彼女に「ペヤング送ってくれ〜」とリクエストしたことがあるそうです。
ペヤングを箱詰めして、元彼に送る……うーん、難儀ですなぁ。