FINDING NEMO

つい4日ほどまえに劇団関係の知り合いの方が女児を出産しました。
予定日はクリスマス頃と聞いていたのですが、だいぶ、はやまってこの世に出てきてしまったものですね。
そんなわけで、川崎のとある病院へお見舞いに行ってきました。
川崎大師線の向こうの病院です。

赤ちゃんはとても小さく、そして整った顔立ちでした。
まだ名前は未定とのこと。

それから銀座小劇場へ向かい、来年の公演のための契約。
んで、連れだった連中と待望のディズニー映画『ファインディング・ニモ』を観にいきました。
ディズニー映画という書き方をすると「ピクサー映画だ!」と言われてしまいそうですね。
ええ、もちろんPIXARの作るCG映画が好きだから観に行ったわけです。
が、PIXARとDisneyの契約が切れてからPIXARが作った映画はディズニー映画とは言わないでしょうけど、これはディズニー映画と言ってしまって良いでしょう。
ウッディやバズ、マイクやサリーと同じように「ニモ」のキャラクタには某巨大テーマパークを彩って欲しいですから。

さてさて、『ファインディング・ニモ』です。
もちろんPIXARには期待してましたけど、予告を観た限りじゃそんなに面白そうでもないような気がして、ちょっと心配な部分もありました。
……が、もうなんて言うの?
キャラクタの配置、脚本の妙、演出、どれをとっても非の打ちどころがない。
んああ、野暮な言い方はやめにしましょう。
面白かったです。いや、マジで。

なんのことはない、魚介類を擬人化して(いや、逆かな? 人間を水族に見立てて、かも)「親の愛、子供の自立、親の子離れ」などというありふれたテーマを描いているだけの作品なんです。
あとは脚本ぢからなんだと思います。
もちろん演技とかCG技術っていう裏打があってこそではあるんですけどね。
でも「ニモ」には脚本にぐうの音も出ないくらい叩きのめされました。

見終わって満足して帰る。
意欲も湧くというものです。

追伸:『ファインディング・ニモ』のプログラムにさかなクンが……(絶句)