ぼく、きみのそば、はなれないよ

朝方、物凄い冷え込み。今日は涼しいかと思いきや、昼頃は蒸し暑い。
身体に障りそうな気候だ……。

欲しい本があったけど、近所の商店街には置いていない。
そこで、あちこち本屋を巡ったわけだが、結局、渋谷のBOOK 1stに行くまで見つからなかった。
最初からBOOK 1st行けってか?

自由が丘の青山ブックセンターが改装中だったのはショックだった。
骨折り損っていうか、何ていうか……。

ってなわけで手に入れましたよ。サン=テグジュペリ作・内藤濯訳『星の王子さま』(岩波少年文庫2000年改訂版)と井上敏樹作『仮面ライダーファイズ正伝─異形の花々─』。

早速、『星の王子さま』を読了。
内藤濯の独特の翻訳口調が少々、目に余る。テクストの改善案が脳内を縦横無尽に駆け巡るが原文を読んだわけではなし、手にしたところで読めるはずもないので、このサブルーチンを廃棄。
昨日、作者の人生を一気に辿ったせいか、いろいろ考えるところあり。まあ、それはそのうちどこかで書くとして──

大事なのは挿絵。
子供の頃に眺めていた挿絵が僕にとっては重要だったのだ、と気付く。
おそらく、昨日、『箱根ガラスの森』に行こうとしていた両親に急遽『星の王子さまミュージアム』へ行くことを提案したのは、この小さなプランスの肖像を見たからなのだろう。
何か、刷り込まれていたものがあったようだ。
それが何かはわからないけれども。

……やるな、エグジュペリ。

いろいろと心配だったので熊本に電話。PHS to PHSだから、安くつく……のではなかった。PHSはNTT依存網なのだ。電話料金は距離に比例するんだった!
これじゃ携帯にかけたときとあまり変わらない……のに割と長く話してしまった。こんなときはPHSの長持ちするバッテリィが金食い虫……なのかもしれない。