興行収入とヒーロー映画

社団法人日本映画製作社連盟のサイトで、前年までの興行収入10億以上の作品を確認できる。

これを見ると90年代末と、2000年代に入ってからで、邦画の活気が全然違うということがわかる。

本当、全然違うよな……。邦画好きとしては、嬉しい限り。

気になったのは東映作品の興行収入

2004年の興収10億以下の作品もちょっと調べたので、ざーっと書き出してみると、

19.0億 半落ち

18.0億 ワンピース THE MOVIE 呪われた聖剣

9.2億 仮面ライダー剣 MISSING ACE特捜戦隊デカレンジャー フルブラスト・アクション

9.2億 金色のガッシュベル!! 101番目の魔物

9.0億 あたしンち

6.0億 69 sixty nine

5.2億 デビルマン

5.0億 海猫

4.7億 ゼブラーマン

2.8億 死に花

2.2億 恋人はスナイパー

……といった感じだ。

さらに2001年〜2003年の10億超えした作品のみを列挙すると、

31.1億 バトル・ロワイアル(2001)

30.0億 東映アニメフェア2001年3月(2001)

23.3億 ホタル(2001)

20.8億 千年の恋 ひかる源氏物語(2002)

20.0億 ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険(2003)

20.0億 東映アニメフェア2002年3月(2002)

18.5億 バトル・ロワイアルII 鎮魂歌(2003)

17.0億 黄金の法 エル・カンターレ歴史観(2003)

15.0億 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト/アバレンジャー(2003)

14.3億 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINALハリケンジャー(2002)

12.5億 仮面ライダーアギト PROJECT G4ガオレンジャー(2001)

11.5億 T.R.Y.(2003)

10.0億 突入せよ!「あさま山荘」事件(2002)

10.0億 東映アニメフェア2001年7月(2001)

……こんな感じだ。

10億超えしている作品に、いかにアニメーション・特撮といった子供向けコンテンツが多いのかが、よくわかる。

ここはいっちょ、予算かけて、唸らせてくれるようなヒーロー映画とか本気で作ってくれたりしませんかねぇ……。