ビデオ三昧

脱稿したので、心置きなくビデオを観た。

ひとつは、『特捜戦隊デカレンジャー』10巻。
第37話
この話をデカレンジャーでやる意味がわからんメロドラマ。
これだとスペシャルポリスがただの死刑執行官にされてしまう可能性があるから、
あえてこういう話をやらないのかと思ってたので興醒め。
脚本もダメ。こういう展開にしたいから、と端折ってる部分が無理がありすぎ、
というか強引で閉口。
ギターを使った演出が70年代ドラマのようでよかった。

第38話
ようするに「SPEED」のパクり。
っていうか、元ネタは東映の「新幹線大爆破!」だからいいのだ。
君を乗せ駆け上がるこの坂道、ですよ。
まさか自転車でやるとは思わなんだ。

第39話
日曜朝の子供番組で、こういう映像作品を撮ることが許されるなら、
東映のジャリ班の未来は明るい。すごい。良く出来てる。
これだけ独立させて単館のショートムービーとして上映しても
いい感じ。

第40話
デカブレイクの上司、デカブライト来た!
しかも、バラのタトゥの女の七森美江
「組織」という層を感じさせる宇宙警察と、
混沌としているアリエナイザーの対比がデカレンジャーの成功の
所以ですなぁ。

もう一個は松たか子主演『四月物語』。
最近、兄貴分ばかり摂取していたので、たまには妹分を。

というか、これは留美が出演しているので、いつか
観たいと思っていたのであーる。岩井監督にはあんま興味ないけど。

内容は……いつ始まるか、いつ始まるか、と思っているうちに
終わりました。はい。

作中作「生きていた信長」がやたら凝ってた。