花一匁

それほど熱中したわけではないのですが、
「かごめかごめ」とか「花一匁」とか、やりましたよ。

団塊ジュニアですでに小学校に入った頃には
インベーダーゲームが跋扈していた時代ですが、
そういう遊びは残るものですね。

ただ、こないだ話題に出たときに、
西の出身の人と唄が違っていたので、記しておきます。
まあ、東でも敬語だったりとか品物が微妙に違ったりとか
細かく違うんですけどね。

 勝って嬉しい花一匁
 負けて悔しい花一匁

 隣のおばさんちょっとおいで
 鬼が怖くて行かれない

 雑巾かぶってちょっとおいで
 雑巾びりびり行かれない

 薬缶かぶってちょっとおいで
 薬缶底抜け行かれない

 あの子が欲しぃよ
 あの子じゃわからん

 この子が欲しぃよ
 この子じゃわからん

 相談しよう
 そうしよう

まあ、場所によって「ちょっと来ておくれ」だったり
「行かれません」だったり「雑巾」が「布団」だったりします。
「薬缶」も「お釜」だったり「お鍋」だったりしますよね。
「勝って」と「負けて」は、
「(品物を)買って」と「(値段を)まけて」なのかもしれません。

西の方の人の証言では、
「箪笥 長持 花一匁」だったり「箪笥 長持 あの子が欲しい」だったりします。

上のバージョンは所謂「人買い」(子買い)の唄と理解していたのですが、、
「箪笥 長持」と聞いたら「嫁とり」の唄ですね。
花一匁というのは花代のことかもしれないので、
遊女買いかもしれませんし、遊女を嫁にとる「身請け」の唄かも知れません。

ムズかしいですね。

もし、あなたのしってる「花いちもんめ」と違ってたら
是非、連なってみてください。