劇団すごろく『風光る』
舞台レビューが現実の時間に追いついてきたと思っていたのに、また引き離されてしまいましたね……。
ちまちま更新していきます。
さてさて、本作は黒河奈美さんが所属する劇団すごろくのお芝居。
得意の時代劇だが、今回は原作付きとのこと。『風光る』というタイトルで、渡辺多恵子の新撰組まんがを連想してしまったが、それではなく藤原緋沙子の時代小説『藍染袴お匙帖』の一編だとか。
内容は、江戸時代を舞台としているが法医学ものミステリィというべきか。簡単に言えば復顔モノ。
今回は原作付きということだが、すごろくさんの舞台はいつも松本保典氏演じる剣豪が立ち回りで解決しているように見えるのは気のせいだろうか?
まあ、かっこいいからいいんだけど……。
劇団すごろく六月公演
『風光る』
脚本:石川学
演出:芭無久遍
出演:緒方賢一/松本保典/七海入歌/星野千寿子/本井えみ/高宮武郎/小林範雄/高橋邦子/岩渕貴志/小川一樹/佐藤亜希子/黒河奈美/丹羽義裕/小田敏充/JYOあつし/丸橋知子/KOMAKI/坂戸こまつな/小坪直幸/椎橋和義/歯朶尾真帆/春原剛太/神田奈緒美/野口裕樹
原作:藤原緋沙子
劇場:新宿スペース107
2006/6/22⇒6/25