DVDのボリュームラベル

先日、関係者に配布するようにと、『東京おしゃれ探偵シマヅヤマゴウGO!』第4話「背中合わせの恋人」の映像を監督にDVD化してもらった。

早速、焼いてもらったDVD-Rを受け取り、動作確認してみたのだが……。

PC上では難なく再生できるのだが、Playstation 2上で動作しない。

といっても焼きミスのせいでノイズが出たり、映像が飛んでしまってり、というわけではなくて、そもそも認識しない。

赤いバックで「規格のディスクではありません。」という表示が出てしまうのだ。

唸ってしまった。

関係者でPS2を使用している人も多々、いるだろうから、これをコピーして配るわけにはいかない。

PS2だと安価メディアを認識しない場合があるので、「単にメディアの相性の問題だろうか?」と思い、ビクター、マクセル、TDK……と他の和製メディアに焼きなおしてみたのだが、結果は同じ。

まあ、監督からもらった元々のメディアもSONY製だったわけだから、メディアのせいっていうセンは少なかったわけだけど。

例の「規格のディスクではありません」というワードで検索をかけてみると、ゲームの違法コピィ関連の話題ばかりにたどりつく。

「まったくもう」と怒ってる場合ではない。気を取り直して、いくつか調べまわっているうちに、これかな……という淡い期待にたどり着く。それは──、

ボリュームラベルを大文字にしてみては?

という言葉。

たしかに、もらったDVD-Rのボリュームラベルは小文字入りだった。一旦、DVDの内容をHDDに移動して、改めて大文字で作り直してみる。

で、できあがったDVD-RをPS2で再生してみると、ちゃんとメニュー画面が出ました。

まさか、そんなオチとは……。

というわけで、皆さんも自主映画などをDVD化するときは気をつけましょう。