レポートその2

帰省中の母との会話。
父が仕事に出かけたあと、父へのプレゼントの『サウンド・オブ・ミュージック』の
DVDを見ながら……。
「お父さん、変なんだよ」と唐突な切り出し。グチかな?
「こういうの(サウンド・オブ・ミュージック)も好きなくせに、運転してる時、
甲高く女性が叫ぶようなCDかけるんだよ。耳障りでしょんないよ……」
甲高い……ねぇ。父さんにそんなハードなボーカル曲を聞く趣味があっただろうか、
と思いつつも「まあ、いいじゃん。好きなら」などとテキトーにフォローしておく。
「何て言ったかな、名前が思い出せない……」
そんなバンド名なんて知らないんじゃないの? と思いながらも聞き流しておく。

しばらくして、「あ、思い出した……」
「何?」「エンヤだ」

甲高くないじゃん。意表をつかれて、思わずよろめきました。
……っていうか、エンヤ、僕も好きです。

午前中は祖母の家へ挨拶に。
行ったらちょうど買い物中らしく留守だったので、
離れで仕事してる叔父さんに挨拶してから、仏壇に線香をやり、
しばしばあちゃんを待つ。
ばあちゃんも来年90だ。ひ孫が16人。
8月には双子が生まれる予定だから、そうなると18人か。長生きするもんだね。
しばらくすると、従妹が娘連れて遊びに来たので、
従妹の娘(従姪)とお絵描きして遊ぶ。

それから実家に戻り、昼食。
やがて、甥と姪の幼稚園が終わる時間になるので、バスが来るところまで
迎えに行く。
甥は、僕がライダーのビデオをお土産に持ってくることを予想していたようだが、
ポケモンの人形も土産に持ってきたんだな、これが。予測できまい。
というわけで、甥にリオル、姪にチェリムをあげて、夕方まで遊んでやる。

夕方、昨日の友人母娘が車で迎えに来てくれる。
どっかでお茶でもしたあと、駅まで送ってくれるって寸法だ。ありがたい限り。
助手席に座ろうとすると、後部座席の四歳女児(マブ達)の方が隣りに座れと言ってきたので、
マブ達の隣りに座ることに。
エスパルスドリームプラザでお茶をしようと思ったのだが、
結局、子供の遊具施設でマブ達と遊んでたような気もする。

土産物コーナで、おみやげを物色していると、四歳児がこれを持ってけとばかりに
ちびまる子ちゃんキャンディー」を渡してきたので、買うことに。
(C社の方へのお土産にしました)

かなり社交的な娘だな〜。人懐っこいな〜、と思っていたら、
母(友人)に言わせれば「男の人になつくことはあまりないんだけどね〜」とのこと。
後部座席で僕の膝の上に座って、気持ち良さそうに寝てますけど……。
「天性の才能だよ、多分。持って帰る?」「遠慮しときます」
それからはドライブがてら、思い出話なぞを少々。

日も落ちたので、清水駅まで送ってもらい、
これから花火を観にいくという母娘と別れて、
電車に飛びの……れず、東京行きをギリギリ逃したので、
三島、熱海と小さく刻みながら東京へ……。

そんな帰省でした。
今度はもうちょいゆっくり帰りますわ。