ホームメイド スイーツ
公式サイトがOPENしたようですので、告知します。
僕が最初にCIRCUSさんからお仕事を貰ったのは、2004年に発売された『ホームメイド』という作品でした。
大洲五郎氏や雨野智晴氏、ちのちもち氏らと出会う契機になったソフトです。
『終の館』という、近代を舞台にした五つの章からなるメイドと館の悲劇物語に登場するヒロインたちが、現代に転生し、明るい学園生活の中で幸せになる、というコンセプトの恋愛アドベンチャゲームでした。
メイドと学園モノという二つの要素を組み合わせるために、戦後、日本が分割統治され埼玉県が、英国文化花開く「英国領彩玉」という架空の都市になってしまった、という真面目だか、そうでないのかよくわからないソフトでもあります。
ちなみに主人公はジェントリー科に通う上流階級の学生、ヒロインたちはサーバント科に通うメイド見習い、という設定でした。
このゲーム、スタッフロールを見返してみれば『D.C.II〜ダ・カーポII〜』のスタッフがかなりの割合で関わってるんですよね。
そのホームメイドが、帰ってまいりました。
すでに、『D.C.toEFラジオ』の方で大洲五郎氏が言っていますが、題して『ホームメイド スイーツ』。
「プラスシチュエーション」でも「A.S.+」でもなく、何故か「スイーツ」。
今回は英国領彩玉をより深く知ってもらうため、『ホームメイド』には登場しなかったジェントリー科のヒロインも登場。また、英国領の西域に広がる山岳地方「チチブ」出身の良家のお嬢様キャラです。
そのヒロインに付随するカタチで、男性サーバント(昨今、男性使用人すべてを執事と呼んだりもしていますが、フットマンです)も登場。
新ヒロイン「三ツ峰楓」の原画は、D.C.IIでおなじみ、たにはらなつきさん。
なっきー先生はフェ団初参加ってことになるのかな?
もちろん、メインの原画であるちのちもち氏による新規原画もありますよ。
で、ディレクションは雨野智晴氏。
ちなみに僕は『ホームメイド』ではメインシナリオといいながらも、共通ルート執筆および全シナリオの統括が担当だったので、特定のヒロインのルートを担当できませんでした。
今回、楓のルートを執筆させてもらう機会をいただけたので、とても嬉しいです。
発売日は2008年8月29日予定。
どうかご期待ください。
メイド学園純情ADV
『ホームメイド スイーツ』(CIRCUS FETISH)
プロデューサ:くま坂らま男
ディレクタ:雨野智晴
新規シナリオ:たけうちこうた/雨野智晴
新規原画:たにはらなつき/ちのちもち/立羽
対応OS:Windows 2000/XP/Vista
⇒ホームメイド スイーツ公式サイト