超・電王&ディケイド

さんざっぱら変身しなかったユウスケが
ようやくクウガに変身したと思ったらギャグ要員だった。
そのことにショックを受け、立ち直れないたけうちです。
……やっぱ電王は好きになれないなぁ。

でも、劇場版『超・仮面ライダー電王&ディケイド』は面白かった。

 1980年代、母の死と父の仕事の関係で
 東京から田舎の学校へ転校することになった少年ユウが、
 デンライナーの面々と出会い、そして少しだけ成長して、
 彼らと別れる話。

……的なジュブナイル映画だとして捉えると、満足です。

山崎貴監督の『Juvenile』とか大好きなんで。
あれに出てくるガンゲリオンって、ガンヘッドのリベンジ的なデザインですよね。

『REX 恐竜物語』とかも嫌いじゃないですよ。角川春樹が逮捕された途端に
掌を返したように酷評を始めたテレビって、今のテレビに通じるところ、あります。

あと新感線とかの「なんちゃって時代劇」が好きな自分としても
満足できました。そういう面では『七人の戦鬼』とか『俺、誕生』よりも良かった。

敵役が篠井英介柳沢慎吾だったんですけどね、
柳沢慎吾の「あばよ」はちょっとやりすぎかな〜。
でも、吹きましたけど。
去年の堀内健に続いて柳沢慎吾まで悪のライダーに変身しちゃうと、
もうなんでもありな感じしますよね。
でも、シルバラ、かっこよかったです。

あ、この手のジュブナイル映画といえば、
クレヨンしんちゃんの『嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦』がありますよね。
それを原作として『Juvenile』の山崎監督が『BALLAD 名もなき恋のうた』として
公開されますね。これも楽しみ。
草なぎ剛逮捕の影響で公開延期とかしないでくださいよ。


あ、バルト9に行ったついでに
ゲキ×シネ『五右衛門ロック』の前売券、買っちゃいました。
楽しみ。