ふたつののど飴
今までのど飴といえば、UHA味覚糖が販売していた「龍角散ののど飴」が好きで、他のどののど飴よりも優先して購入していました。
さっぱりした味で、僕以外にもフリークは多かったことと思います。
ですが、10月頭のある日、コンビニに行ったら「龍角散ののどすっきり飴」というものが……。
深く考えずに「パッケージと名前がリニューアルしたのかな?」と思い買って舐めてみると、ちょっと違う。
でも、まあ深く考えずにその場はスルーしていました。
それからしばらく経過した、11月後半のある日。
今度は他の店で、今までの「龍角散ののど飴」と似たパッケージの「味覚糖のど飴」というのが売られているではありませんか……。
どういうことかと一瞬、悩んでしまったのですが、まあ、すぐに解決しました。
今までは、UHA味覚糖が、龍角散からライセンスを受けて「龍角散ののど飴」を発売していたのですが、9月中旬より龍角散が独自に自社開発したのど飴の製造販売に踏み切ったようです。
一時期は、出荷済みの「龍角散ののど飴」がまだ小売店に残っていたようですが、11月からUHA味覚糖も独自に継承商品的な「味覚糖のど飴」を売り出した……ということらしいです。
つまり、UHA味覚糖の「龍角散ののど飴」は、龍角散の「龍角散ののどすっきり飴」と、UHA味覚糖の「味覚糖のど飴」に分裂してしまったと言えます。
ちなみに旧「龍角散ののど飴」には、龍角散の供給したハーブパウダーが使われていましたが、「味覚糖のど飴」には供給されておらず、味覚糖が独自開発したパウダーが使用されているようです。
一方、「龍角散ののどすっきり飴」の方はハーブパウダーが練り込んであって、表面にまぶされていない……。
どちらの商品も、好きだった旧「龍角散ののど飴」とは似て非なる商品になってしまいました。ちょっと、ラーメン屋の系統みたいですよね。
個人的には残念ですが、当面は公平につきあっていきたいな、と考えてます。
参考:のど飴についてのお知らせ 株式会社 龍角散(pdf)