なぜ死ぬんだ?

あいつらは増えている。
人間?
違う。人間に限ったことではない。
生物だ。
あいつらは、たった2つのルールを守って増殖を続ける。
親の個体に似ること。
そして、親の個体とは違うこと。
この2つのルールを守るだけでさまざまな環境に耐える個体とその子孫が残っていくというしくみだ。
そして、そのプログラムに従う限り、この世界がどんな環境(限度はあるが)になっても、誰かが生き残り、また増える。
生き残ったものに似たものが増える。

そう、それはまるで、
まるで、未来に向かって何かを運んでいるように見える。

教えてくれ。

お前たちは、生命ではない。
ただの自我だ。
その生命の表層に偶然生まれたしゃぼんのようなものにすぎない。
だから、お前たちのようなソフトウェアに聞いても仕方がないのかもしれない。

でも、聞かせてくれ。

お前たちは、何で生きているんだ?

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なんかポッカリ暇ができてしまった。
リカバリの方もだいたい終わったし。
あっちの仕事を進めようと思ってたけど、桑原師匠が別のラインに奪われたので、あまり意味がないかも。
来週は音声録音だし、再来週からは本格的にあっちの仕事に没入することになるから、ちょっとした休憩だと思うべきかな?
今のうちにやれることをやっておくという手もあるけどね。

「赤いカメオ」は、まあ、順調に進んでいる…と思う。