つづき

んで、総評の続き。出演者個別感想

ヒエダ:安定した演技で前作以上に萌を演じられていたと思います。っつーか、俺自身がヒエダファンなので、何言ってもねぇ(苦笑)。おつかれ。またたのむ。
⇒好きな演技:「リンはずるい……」前後の表情

ちえ象さん:背筋のピシっと伸びた243歳。……きっと、お客さんに、ちえ象さんの普段の性格を想像することは不可能でしょう。
⇒好きな演技:「本当は意味なんてないのかもしれない……」の表情

丸さん:真知は出番が少ないですが、重要な役どころ。周囲が乱れても、自分のペースで演じてくれていたので、頼もしかったす。
⇒好きな演技:回想シーンで萌に「お父さんとお母さんの子供じゃなきゃいや」と言われて顔をあげたところ

ぐっち:常役に推薦した身として、どーなることかと思ったけど(演技的には心配してなかったけどね、精神的なキャパをね)、ちゃんと仕上がってくれて良かった。たまには、コメディ以外の芝居もやらないとな。
⇒好きな演技:「現世の炎」で今年の「現世返り」の男女を一対選ぼうと踊りの輪に入るシーンでの走り方

晴美さん:リンって難しいですよね。台本にあるセリフどおりの感情を出すとリンっぽくなくなるので。でも、完成したリンは良かったです。
⇒好きな演技:林森さんを言葉で潰そうとしたのを止めた萌に対して「ええ……」と言うときの懐疑の目。

本多さん:最初、再演では弦軌以外の役をやってみたいと言ってたのに弦軌になっちゃいましたね。同じようで違う新しいアプローチの弦軌でした。
⇒好きな演技:お祭で「現世返り」に選ばれ面を取る瞬間。

かおりん:普段、静かな役ばかりしかやってないと言ってたので大統領に自信なさげでしたが……あなたは本番で化ける人ですね。新大統領、良かったですよ。釣竿、似合いますね。
⇒好きな演技:「極論だよ」という肯定。

長くなってきたので、さらにつづく。