転生戦士

僕が摩陀羅に出会ったのは、実は転生編が最初です。
89年の年末……だったかな? コミックコンプ増刊の麻宮騎亜特集号か何かに載っていたんだと思います。
ちょうど、この間の公演「ガンガンいこうぜ」の直前ですね。
転生編を読んですぐに「MADARA」にハマったわけじゃなくて、その後、単行本1、2巻を読む機会があって合わせ技でハマったわけです。
マル勝は読んでなかったんでね。

知ってる人は知ってると思いますが「MADARA」が存在しなかったら、僕は今の仕事をしていないでしょう。
「四神篇」の単行本発売によって、久々にそのことを実感しなおしたわけですけど、ともかく1990年は「ドラクエIV」の年ではなく、僕にとっては「MADARA」の年だったわけです。
(と、この間の芝居を観に来てくれた人に言っておきます(笑))
以来、単行本を買い、ファミコン版を買い、「MADARA弐」を読むために「マル勝ファミコン」誌すら買うようになりました。

それから数年間、僕はMADARAとともに歩むことになるわけですが(その話はまた別の機会に)、その大元のキッカケが「転生編」だったわけですから、僕にとっての「MADARA」とはいずれ「転生編」にたどり着く物語だったと言えるわけです。

今月に入って四神篇の単行本と出会ったことで、MADARAに関するアンテナをひさびさに広げてみたわけですが、な、ナントその転生編の完結編ともいうべき小説が発売される、ということを知りました。

「僕は天使の羽を踏まない」(徳間書店

今日、本屋で発見したので、早速購入し、読了しました。
内容については特にここで触れる必要はないでしょう。
感想もここで書く必要はないでしょう。

ただ、まあ、なんていうか、読んだってことのオボエガキっていうか……そんな感じ……。
僕の旅はまだまだ終わらないみたいですね。
……愛を求め果てしなく続きます。