トランプと刑事

仮面ライダー剣』と『特捜戦隊デカレンジャー』のDVDレンタルが始まったので、借りてみた。 ここまで来ると惰性である。何を求めているというんだ、僕は。 その先に欲するものなど無いということは、わかっているのに。 『仮面ライダー剣 Vol.1』第1話〜第4話収録 2話と4話は観たことあった。 噂どおり登場人物が何て言っているのかわからないシーンが多い。 これは、確かに役者の滑舌が悪いこともあるのだが、もっと悪いのは脚本と演出。 登場人物の殆どが、何かあるとすぐに激昂しガナる。怒鳴る。叫ぶ。しかも早口で。これじゃ、余計に聞き取りづらくなるじゃないか。 それにしても、皆どうしてそんなにすぐにキレるのか、と思うほどに安直。含みもなければ、駆け引きもない。 ちょっとこれは観ていてキモかった。台詞と台詞が噛みあってないシーンも多かったし……。 あと、いくら見習いライダーだからといって、剣崎の見せ場がねぇ……。せめて2話目くらいは噛ませ犬じゃないけど、それ相応の活躍ができる敵を用意すべきなんじゃないかなぁ、とは思ってみたけど、どうでもいい。
『特捜戦隊デカレンジャー Vol.1』第1話〜第4話収録 ん〜、第1話は途中からリアルタイムで観たなぁ。それ以来観てないけど。 単純に楽しいね。ベタもベタベタだけど、これはありでしょう。アナザーアギトの人も良かったし、ドギーの声が稲田さんだというのも素敵だ。 DVD特典映像も、座談会あり、エンディングテーマの踊り方あり、とバラエティに富んでて嬉しい。 この五人組、チームって感じがしてて非常に良い。設定とキャラクタの勝利だね。今年は戦隊の方が人気あるってのも、よくわかった。 観てると「エマージェンシー、デカレンジャー!」ってやりたくなる。「プリズムー、フラーッシュ!」の次くらいに。
いきおいで二本も観てしまったが、今後、来月以降も借りるかどうかは未定。 観たいのはあくまで「555」なのだ。