七人みさき

今日はMOKA君と渋谷で秘密会議でした。

さて。

『続巷説百物語』読了。
いや〜、興奮しました。
いくつかの事件が、ひとつの事件に収斂していく様はいつもの京極作品なんですけどね、なんていうのかね……違うんですよ。
テクノロジーレベル?
その説得力のないアレを徐々に説得力もたせていッチまうところが凄いンでさ。
しかもケレン味っていうのかな? 「死神、あるいは七人みさき」で黒幕とおぼしき連中が総登場するあたりは、なんていうか芝居調で、むしろ『快傑ライオン丸』や『仮面の忍者赤影』の領域じゃあないかえ? と疑ってしまう始末。
で、「老人火」は事実上の最終回。
え? でも『後巷説百物語』が出てるんじゃないの? と思いきや、ありゃ明治の話だッテ話さね。
新書で出るのはまだまだ先なンだろうなァ……。