和室で稽古

昨夜、絶句するような事件あり。
その件に関しての相談電話で起こされる。おかげで、10時起床。
「まずは親に相談しろ」といったら「親には迷惑かけたくない」と高校生のようなことを言われたので、「親以外に誰が君を心配してくれるんだ?」と諭す。
人生、困ってしまったときは先達に頼るのも大事です。

さて、今日の稽古はエバブンの講習和室。
和室での稽古は微妙に和んでしまうので、稽古場としては注意が必要な場所。
ヨモが自閉症モード(出力モード)に入ってしまったので、稽古場の進行役に。
今回の芝居はミステリなので、話の進み具合によってどこまで情報が提示されているか、そして自分の役は何を知っていて何を知らないのか、が大事になってくる。
そんなわけで事件発生後の部分の段取りを何度も読み、立ってもらいつつ内容を再確認してもらう。
食事休憩の後、冒頭から通し。
音響ウミノに音を出してもらいつつ、出来ているところまで通し。
通し終了後、少し休憩し、もう一度通し。

休憩時間は和室ということでリラックスできるし、通しは適度に緊張できるので、心配してたようにダレることはなく、良い緩急になっていたように思う。

通しで観てみたが、うん、結構面白く、興味深い脚本であると思う。
この辺は四方田節だな。ガンガンいこうぜ、しか観てない人には是非、観てもらいたい。

二回目の通しを終えたところで、タイミングよくヨモが登場。
大量に脚本追加。ミッシングリンクだった部分が繋がり、物語は収束に向かって流れ出す。

その後は衣装合わせをし、新しく追加された部分を読んで終了。
五反田のでり坊で打ち合わせして帰宅。