ΑGITΩ

仕事の合間に息抜きとしてちまちまと観続けていた『仮面ライダーアギト』、仕事がひと段落ついたのでラストスパートをかけてようやく観終わりました。全51話。
──っていうか、さっきまとめてラスト5話を観ました(笑)。
前作『仮面ライダークウガ』の踏襲すべき点は踏襲しつつ、前作では意図的に排除していた外連みをあえて導入することで、エンターテインメント性の高い作品に仕上がっていましたね。ぶっちゃけ、面白かった。
見せ方も、主人公以外に2人の仮面ライダーをサブ主人公として配置することで、ドラマに深みが出て良かったです。
なんだ、『アギト』の段階ですでに平成仮面ライダーは完成しちゃってたんですね。翌シリーズが『仮面ライダー龍騎』のような革新的な作品になってしまうのも、頷ける話です。

特にアナザーアギトが現れてから、互いの正体を認識しだし、あかつき号事件の核心に迫っていく(旅情サスペンスっぽくて笑った)くだりの畳み掛けは、かなりのめり込んで観ることができました。
ところどころに挿入されるコメディパートも嫌いじゃないし。
それに比べるとラスト5話(ビデオ最終巻)は、突然違う番組になったかのような失速感がありましたけど、まあ、このラスト5話を受けて『仮面ライダー555』が存在するのでしょうから、あえて是非は問いません。

そもそも、『アギト』を観たいがために『クウガ』を全話観たわけですので、目的は達成されたわけです。
これで『正義の系譜』をプレイできるぞ!(やるのか!?)

ちなみに放映当時に観たことがあるのは第36話「4人目の男」だけでした。
結構、記憶しているものですね。

──そのうち、葦原涼や木場勇治のような立場の登場人物が「主人公」になる仮面ライダーも見たいですね。