ほったゆみ・河野慶『ユート』第3巻

しばらく篭っていた(いや、まだ継続中だけど)ので、『ユート』の第3巻が発売されたことを知らず、ヨモから教えてもらって、慌てて買いに行った。 そしたら、近所の本屋には三件とも置いてなかったので、かなり焦る……。 入荷自体が少なく、入荷分は売れてしまったのだろう。 なので某TSUTAYAまで脚を伸ばして購入。 そして、読んでみた。 第3巻には、連載時には載っていなかった書下ろしが61ページ分収録されている。 長編で「数年後」とかを書くのかな〜、などとと思っていたら、普通に続きとして第21話の途中から第24話までが収録されていた。 雄斗が幸太や透とともに日光霧降のロングトラックの大会に出る話まで。 面白い。やっぱり、ほったゆみのストーリィテーリング能力は群を抜いている。 とても続きが気になった。 それにしても、このまんがを打ち切りに追いやった週刊少年ジャンプ編集部の采配には、首を傾げずにはいられない。書き下ろしパートを読んで、その念がさらに強くなってしまった。 『ライジングインパクト』のように連載再開、というわけにいかないのだろうか? そういう意味では、書き下ろしで変なオチをつけてくれなくて、本当に良かった、とも思うのだった。 いつの日か、雄斗たちのその後が見られることを夢見て……。 ジャンプ・コミックス『ユート』第3巻集英社) 原作:ほったゆみ 漫画:河野慶 ISBN4-08-873876-4
日光霧降スケートセンター ついでなので、1巻と2巻も紹介。 『ユート』第1巻 『ユート』第2巻 アマゾンだけでは何かアレなので、たまには楽天も……。 ユート(1) ユート(2) ユート(3)