白銀に想ふ

起きたら雪はやんでいたのでほっと胸を撫で下ろす。
でも、やっぱり英国領彩玉は白銀の景色──畑という畑がすべて雪化粧をほどこされていました。

積もった雪を見てしまうと、せっかく我慢しているスキーへの渇望がまたムクムクと沸きあがってきてしまいます。
スキー行きたい! 白馬行きたい!
いや、別に白馬である必要はないんですけど。

そうそう。パラダイムノベルスより本日発売の小説版『ホームメイド』(上)を、一冊もらいました。
この手のノベライズって、『カナリア』とか『僕は圭一』(笑)など、知ってる人が書いたものをいくらか読んだことがあったので、てっきり頭からの書き下ろしかと思い込んでたのですが、読んでみて吃驚、ここの出版社のシリーズは違うのですね。
端折ったり、加筆修正されたりはしていますが、八割方、ゲーム中の本文で構成されています。「僕は」が「芹人は」に変わったりはしてますけど。
そんなわけで、上巻は『ホームメイド』の前半共通パートをベースに構成されているので、五割以上は僕の書いた文章が生き残ってしまっているわけです。
でも、著者は別の人なわけで、なんか複雑な気分ですねぇ……。
まあ、公式で出てるものだし、それはそれでいいのでしょうけれど、「朝草名物たつまきおこし」など、その時、その場のノリで書いた小ネタ(といいつつも「いかづちおとし」とどっちがいいか、30分くらい悩んだりしてたのですが……)が、まんま載ってるのは、なんかアレです……。
穴があったら入れたい気分です。