『仮面ライダー響鬼』第七巻

『仮面ライダー響鬼』第七巻 忙しさにかまけて買ってからしばらく経過してしまいました。 収録内容は、以下のとおりです。 二十五之巻「走る紺碧」 二十六之巻「刻まれる日々」 二十七之巻「伝える絆」 二十八之巻「絶えぬ悪意」 前半響鬼もいよいよ終盤。ここまで前後編の2話完結という構成でやってきた『仮面ライダー響鬼』ですが、ここにきて1話完結の二十五之巻が挿入されてしまったことにより、二十八之巻が尻切れトンボのような形で終わってしまっています。 二十九之巻で前半の『響鬼』が終了し、三十之巻から新体制に移行するので、DVDとしてはなんとなく中途半端な印象を受けますが、致し方のないことです。二十九之巻のためだけに次巻を買うか否か、迷うところですが……。 二十五〜二十七之巻で、鬼になる道を閉ざされ、夢破れた少年を登場させることによって、この物語自体の明日夢少年の成長物語としての方向性がより明確になります。敵の親玉と思しき存在も出てきて、二十八之巻から新展開か……と思いきや、括りの準備だったわけでそこは哀しいところですね。 登場する魔化魍は、カッパ、バケガニ、バケネコ、テング、ツチグモ。 映像特典は、村田充芦名星スペシャルインタビューとノンテロップOP&ED。 やっぱり童子と姫あっての響鬼世界だったわけですね〜。彼らが登場しなくなってから、世界は色褪せてしまったように思います。 その分、この巻で堪能します。はい。