特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー
毎年恒例のお祭り騒ぎ的Vシネマ。
『特捜戦隊デカレンジャー』の中盤の頃(デカブレイクが参入したあたり)を舞台に、その後のアバレンジャーが登場することで起きる事件の幾つか。
今回の雰囲気は、任侠モノ。一言でいえば、広島弁。そういうノリ。
ただ、デカレンジャーが「宇宙警察」という組織として成立しているからか、アバレンジャーが卑小に見えてしまっていた気がする。
『爆竜戦隊アバレンジャー』は、番組のラスト近辺と映画『爆竜戦隊アバレンジャーDELUXE アバレサマーはキンキン中!』、OVA『爆竜戦隊アバレンジャーVSハリケンジャー』を観たことがあるだけなので、そこまで思い入れはないが、それでもこういうお祭り作品はワクワクするものだ。
ただ、『アバレンジャー』が綺麗に作品内で完結してしまっていたので、その辺を「どうするんだろう?」と思っていたのだが、「なるほど、こういう力技で来るのね」と納得。特撮のスペシャルにありがちな再生怪人のネタを応用するとはね(苦笑)。
蒲生麻由も復活するのだが、所詮は再生怪人ということで、台詞がなかったのが残念。
物語は、デカレンジャー=プロフェッショナル、アバレンジャー=アマチュアという構図を軸に構成されている。野球じゃないんだから、ちょっと陳腐だった。
どっちもプロだが、デカレンジャーは公的組織、アバレンジャーは民間という対比(警察と探偵、みたいな?)にして欲しかった気がする……。
ま、お祭り騒ぎなのだから深く考えずに楽しむのが正解か。
あぁ、『超新星フラッシュマンVSチェンジマン』が観たいなぁ……。
(ありません)
『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』
監督:坂本太郎
脚本:荒川稔久
音楽:亀山耕一郎/羽田健太郎 with Healthy Wings
出演:載寧龍二/林剛史/伊藤陽佑/木下あゆ美/菊地美香/吉田友一/西興一朗/冨田翔/いとうあいこ/阿部薫/田中幸太郎/桜井映里/西島未智/坂野真弥/鈴木かすみ/小川摩起/中澤共歩/蒲生麻由/福沢博文/今井靖彦/三村幸司/橋本恵子/小島美穂/大岩永徳/日下秀昭/岡本美登/蜂須賀昭二/大藤直樹/岡元次郎/大林勝/村岡弘之/神尾直子/大前光範/佐藤賢一/小野友紀/奥村公延/石野真子
声の出演:稲田徹/津久井教生/中尾隆聖/大友龍三郎/篠田薫/長嶝高士/宮田幸季/篠原恵美/銀河万丈/緑川光/古川登志夫
プロデューサ:シュレック・ヘドヴィック(テレビ朝日)/塚田英明/土田真通(東映)/加藤和夫(東映ビデオ)/矢田晃一(東映エージェンシー)
原作:八手三郎
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