Le Petit Prince

出ていることはしっていたのだが……

本屋で論創社・三野博司訳の
新訳版『星の王子さま』を購入してしまいました。

普及している内藤濯版(岩波書店)は
一応、持っているのですが、
訳文がどうにも泥臭くて受け付けなかったので。

でも、タイトルだけは踏襲してるんだね。
故・内藤濯氏の息子、内藤初穂氏(84)は
「新訳ならば、それにふさわしい題名をつくるべきだ」と
これに反発しているらしいけど、むしろ、
「是非、「星の王子さま」というタイトルを冠して欲しい」
と逆のことを言った方が故人のためなんじゃないかな、
なんて思った次第。

新訳としては、あと小島俊明訳(中央公論社)と
倉橋由美子訳(宝島社)が
出ているはずです。